売れ筋がひ贈り物！ ヴァンセンヌ/セーブル 蓋もの ブルーライン金彩花絵 1756年 食器

●製作年:1756年（C）\r●素材:ソフトペースト（軟質磁器）\r●サイズ\rW:(持ち手の端から口の先):12.5cm\rH:12cm（蓋含む）\r\r装飾：Charles-Louis Mereaud\r→1756-80年まで花絵付師として在籍\r\r今会期は、再びセーブル、そしてヴァンセンヌをいくつかお出しして締めくくります。鑑賞・たまに使う～普段使いしやすいものもあります。揃えてテーブルウェアとしてお使いすれば、18世紀当時の雰囲気が見事に蘇ります。おまとめのお値引きも対応しますので、是非楽しんでご覧ください。\r\rマイセンのコピーで模索していたある小さな磁器工房は、1750年代についに終わりを迎え、努力が実ります。ポンパドール夫人の意向により自身のヴェルビュー城近くのヴァンセンヌに拠点を構え、セーブルの前身がスタートします。これには夫人が意のままに意見を反映させられるようにする為とも言われていました。\r\r僅か数年間の間に衝撃的な勢いで技術を開花させたのには多くの理由がありますが、やはりフランス国家の中心にいる芸術家の重鎮らがノウハウや技術、デザインや技法などを出し合い、バックアップしていたことが何よりのポイントでしょう。\r\r以前にもお出しし、現在も出品中でもあるブルーラインシリーズですが、今回の作品は元祖であるヴァンセンヌ時代の作品で大変珍しく、貴重です。王侯らが日常的に用いることもでき、芸術作品としても楽しめるとして重宝されていたようです。ルイ15世のプライベートアパートや、ヴェルサイユ宮殿などで開催された販売会…これらの作品を見ていると、当時の華やかで甘美な世界が蘇ってくるかのようです。\r\r持ち手のつまみはあの”磁器の花”です。ポンパドール夫人が所望し、マイセンを凌ぐ技巧で称賛を浴びました。僅かに葉は失われている部分こそあれど、大部分が残っており、その他の部分に関しても金彩の擦れ、ワレやカケ、修復などはなく、ヴァンセンヌ時代のここまで精巧な作品を手に入れることはなかなかできません。セーブルの収集家には自信を持ってお勧めできる逸品です。\r\rここまでほぼ完ぺきに近い状態で残っていることは凄いと思いますが、美術館所蔵や歴史的作品ですら修復＆破損した状態の物は多いです。是非、コレクションにご検討ください。

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